都内某大学院生。片手に史料、片手にグローブ。楽しい学芸員になります!


by nikibi_is_my_life

内側がじゅくじゅくするような、そんな夏を


おはようございます。
ニキビでございます。

大学2年生の夏休みも残り40日となりました。
夏休み前半は研究会のOB会参加、地元の友達2泊、地元の先輩4連泊、大学の友人1泊と
たくさんの人と時間をともにすることができました。
もう楽しい日々でございました。
ただひとつ、もう一人を4連泊させるようなことはしません。笑

あと40日、これを「長い」ととらえるか、「短い」ととらえるか。
おそらくみなさんは前者と考えるでしょう。
たしかに大学生の夏休みは長い。
春には声高らかに「研究研究」と叫んで校門をくぐった若人が、
味わう暇もなく飲み干すお酒、避けられない不遇の徹夜、夢も希望もない惰眠という
”ひと夏の経験”により徐々にその色を変えはじめ、
秋には単位取得のみを眼中に置く学生に変貌させてしまうほど、夏休みは長い。
大学生の夏休みは人を変えてしまうほど長いのです。

ですが、
私はこの夏休みを「短い」ものと考えたい。
いや、ここで宣言しておきます、短い。短い短い。
私は夏休みを短いものにしたいのです。

とはいえ、私は白球を追うわけでも、
バイトで汗を流すわけでも、熱い恋にうちひしがれるわけでもありません。
この夏は、自分の熱いものをを外に放出するような、そんな爽やかな夏ではなく、
内側にベクトルを向けた暑く湿度の高いじゅくじゅくするような夏にしたいのです。

そんなわけで、決意表明も兼ねまして
今年の夏休みの目標を列挙します。

・仏像彫刻と書道ににチャレンジ
今夏一番の楽しみです。
2年前期はたくさんの博物館、美術館を見学するなかで
美術への関心をもつようになりました。仏像や刀剣、日本絵画などなど。
それらはまだまだ知識が薄く、素人の物好き状態ではありますが、
そんな素人の今だからこそ感じられること、受ける印象があると信じています。
「あ、きれい!つくってみたい!」というなんとも幼い?願望を
この夏休みに叶えてみようと思っています。
彫刻に関しては、全くの素人です(笑)
書道は小学生以来です…
ニキビと野球で紹介できるほどの作品にはならないと思いますが、
帰省中に取り組んでみます。

・「伝世古の文化財と保存科学」の考察
こちらも2年前期の収穫と言え、ますでしょうかね・・・?
仏像に興味を持ち始めてから、テレビ番組や一般書を見たり読んだりしました。
そうする中で博物館学と仏像の関連を考えてみますと、
「仏像の修理修復」の問題が浮かび上がってきます。
仏像をはじめ日本には「伝世古」と呼ばれる、人から人へ受け継がれて伝わる
文化財がたくさん残っています。
1,000年以上前に作られた仏像が今も同じ場所に安置されているのですから、
文化財を伝え続けてきてくれた先人には頭が上がりません。
そんな文化財をまた後世に伝えていくために必要になるのが「修理修復」です。
そうした修理修復の考え方を保存科学の観点から考えてみたいと思っています。
幸運にも夏休み中には研究会や友人との勉強会で発表の場がありますので、
参考文献やパソコンとにらめっこしながら考えてみます。

・『吾妻鏡』解釈
とある先生に授業後に輪読会を開いていただいた鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』について、
再度解釈の練習をしてみようと思ってます。

・道内博物館見学
北海道出身のくせして、恥ずかしながら道内の博物館は
あまり見学したことがありません・・・
ちょこちょこJRを乗り継いでまわってみようと思います。

・「中世日本はひとつか?
毎度毎度、実家に帰るとお父さんから歴史に関する質問がぐさぐさ飛んできます。笑
全然答えられなくていつも胸が痛むのですが、今年は先手を打ちまして…
一緒にひとつの問題を考えたいなと思っています。
ずばり「中世日本はひとつだったのか」!?
前期の講義でお世話になった先生の著書を参考にさせていただいて、
中世日本における武士、朝廷の関係を探ってみます。

と、またまただらだらと書き散らかしてしまいましたが…
今夏は暑くじゅくじゅくした時間を過ごしたいと思っています。
だからあまりお酒は飲みたくないのです(苦手なので←)

朝日が昇ってきました。
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今日は北海道に向かう日なのでした。
東京を離れるのはいつも寂しいのですが、
まだまだこれから、まだまだ東京で頑張れますように。

それでは今日も一日、頑張りましょう!
以上、ニキビでした。
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by nikibi_is_my_life | 2013-08-12 06:12 | ニキビの日々